松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

コロナにまつわる話 江戸時代のアマビエとヨゲンノトリ

全国の子供達は、3月から、コロナ感染症拡大予防のために、休校が続いています。4月の緊急事態宣言が出されて、5月の連休明けには、解除されるかと思いきや、また伸びてしまいました。

 

子供達は、どんなにか1日も早くコロナが終息して、学校に行ってお友達と再会し、先生方から勉強を教えて頂きたいと、その時を今か今かと待っている事でしょう。

 

子供達と一緒に大人も同様に、1日も早くいつもの日常生活が戻ってくる日を願わない日はないと思います。今、日本全国で「アマビエ」が密かにブームを呼んでいます。

これは、江戸時代に、熊本県の海に出現したと言われている伝承の妖怪だそうです。

外見は人魚のようで、くちばしがあるのが特長だそうです。

そのアマビエが「これから先に疫病が流行する」と予言をして「疫病を終息させるには、私の姿を絵に書いて広めるように」と伝えたと言われています。

つまり、アマビエの姿を絵に書いて流布すれば、疫病が止まると言う伝説です。

新型コロナウイルスが拡大し始めてから、鹿児島県の小学校の保護者有志が校庭にアマビエの地上絵を書いたり、

岩手県の南部鉄器の置物が作られたり、

徳島県では、お酒のラベルになり、

愛媛県では、窯元が瓦置物を制作したり、どの地方でもアマビエでコロナを退散させようと、伝説の力を借りて皆が祈っているように感じます。

科学に頼る時代にも、人はなかなか終息しないウイルスに、やはり神頼みのような祈りを込めたくなりますね。日本人の素晴らしいところですね。

でも江戸時代のアマビエの伝説がなぜ、今の時代の人の心をつかむのでしようか?

「絵に書いて広めなさい、」と言う所が、現代社会のインスタグラムや、ツイッター等のSNSで拡散されると言う手法と、何だか似ていて、時代を超えて現代の令和時代にもマッチしているのかもしれませんね。

また、続いて「ヨゲンノトリ」と言う鳥も。これは幕末に山梨県に出現してコレラの流行を予言したと言われています。形は1羽の鳥ですが、白と黒の2つの頭を持つ鳥です。

 

小学6年生の女の子の孫も「いつ学校にいけるのかな?友達みんなにも会いたいし、運動会は?どうなるのかな?」と。不安そうにしていましたので、この話をしたら、孫は「私も、書くわ。お友達にも教えてあげよう。早くコロナが終わるように」と早速、絵を見て、一生懸命に書いてくれました。以下です。

 

アマビエ - Wikipedia

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子供達の学校が、1日も早く再開され、友達と遊んだり勉強したり、将来の夢に向かって羽ばたけますように祈らずにはいられません。皆さん、コロナが終息する、その日まで、ともにこの国難を乗り越えていきましょう。