岩手民謡愛好会主催「第5会民謡民舞の集い記念大会」

和光大学ポプリホール鶴川で開催された、岩手民謡愛好会主催「第5会民謡民舞の集い記念大会」に来賓として出席させて頂きました。

民謡は口承によって代々受け継がれてきた、その地方の風土、歴史、文化に根ざした伝統唄です。
中でも岩手民謡は、農耕や牧畜、そして農民の生活を題材とした唄が多く、勇壮さと哀愁漂う雰囲気でとても人気があります。
代表的な民謡には「さんさ時雨」「南部牛追唄」「外山節」「沢内甚句」などがあります。

私、松岡みゆきも来賓として次のように挨拶をさせて頂きました。

「愛好会発起人の澤口さんは岩手を大変愛する方です。東日本大震災後、古里岩手の甚大な被害を見て、何とか岩手民謡で勇気づけられないかと、この会を立ち上げられました。戦後日本が復興したのは、先人がこの日本を元気づけようと立ち上がったからです。そうして今の豊かな日本があります。しかし、一つだけ忘れたことがあります。それは日本人の心です。今、学校では、子供たちに、段々と唱歌も和楽器も教えられなくなりました。日本人の心を取り戻すには、日本の伝統文化を子孫に伝えていくしかありません。会場にいらっしゃる皆様、心を、一つにして、町田市で岩手民謡が広まるよう、力強い応援宜しくお願いします」

大会には各民謡の他、三味線、尺八、太鼓の演奏もあり、とても素晴らしかったです。

写真は岩手民謡愛好会の発起人である澤口正夫さんと、そのお嬢さんの愛さんです。
お二人ともステージで見事な民謡を披露して頂き、感動致しました。

こちらは会場で配布された、同じくポプリホール鶴川で2016年3月11日(金)午後6:30から開催される「東日本大震災・災発5年目に考える『想定外を減らすとは』〜陸前高田市米崎小学校体育館の日々」のパンフレットです。
あの未曾有の大震災から来年で5年目になります。私達はあの大震災を決して風化させてはいけません。皆様もぜひ足をお運び下さい（写真クリックで拡大できます）。