松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

10月20日〜21日行政視察(第1日目 長野県川上村)

10月20日と21日の二日間、市議会で長野県と山梨県へ行政視察に行って参りました。


初日は長野県ですが、その前に「山梨県立フラワーセンター ハイジの村」に立ち寄りました。

 
ハイジの村は「アルプスの少女ハイジ」をイメージしたテーマパークで、広大な敷地に山小屋、教会、パン屋さんなど多数の施設があります。また、様々な種類の花がたくさん植えてあり、ちょうどハロウィンの季節で、とても綺麗でした。
ぜひ親子で行って楽しんでもらいたいと思います。また、教会で結婚式を挙げる事もできますので、カップルで訪れてみてはいかがでしょうか。
なお、ハイジの村は2005年、指定管理者(※)の募集の結果、桔梗信玄餅などの菓子を製造販売する株式会社桔梗屋に運営委託されました。



ハイジの村を後にして、目的地である長野県川上村に向かいます。
川上村は長野県南佐久郡の村の一つで、長野県の東南端に位置し、千曲川の源流の里でもあります。
面積209.61 km2、人口4,163人(平成23年度統計)、基幹産業は野菜産業で、豊かな大地と水で育てられた川上村産の高原野菜は、どれも高品質で高い評価を受けています。また日本有数のレタス産地としても有名です。


私達のバスが川上村に入ると、目の前に高原野菜畑の広がりが現れ、その風景の美しさにとても感動しました。
四方を山に囲まれ、村の一部が秩父多摩甲斐国立公園に指定されている川上村は自然豊かで風光明媚です。
景色に見とれているうちに、中央公民館に到着しました。

 

中央公民館で川上村議会の皆様より暖かい歓迎を受けた後、意見交換および質疑が行われました。
私は次の質問をさせて頂きました。
「私は福岡県柳川市出身で、実家は農業を営んでいてレタスも出荷していました。今、農業の後継者問題に頭を悩ませている市町村は多いですが、川上村のレタス農家の後継者の平均年齢は29歳とお聞きしました。どのような取り組みをされているのでしょうか」

職員の方は「川上村では若者が戻りやすい環境作りに力を注いでいます。そして川上村の若者、とくに男性は都会の大学を卒業しても、同級生の残るこの村に戻る為、自然と農業の後継者になるのです」と説明して下さいました。
また、自分のところで生産した野菜を自分で売る若い農業従事者が増えているという話もされていて、大変興味深かったです。
 


村議会の皆様との交流の後、保健福祉施設ヘルシーパーク川上と、川上そ菜販売農協(丸そ農協)に視察に出ました。



続いて本日最後の目的地である、町田市自然休暇村に向かいました。
町田市自然休暇村「せせらぎの里」は、秩父多摩甲斐国立公園内に位置し、登山やハイキングなど大自然を満喫できる自然公園で、施設内には宿泊施設、キャビン、そして天体観測場などがあります。



同公園は、町田市と川上村の協議により、川上村が100%出資して設立された一般財団法人「川上村振興公社」が指定管理者(※)となって運営されており、町田市民や町田市内で在学または勤務している方であれば、指定料金で利用する事ができます(詳しくは下記HPをご覧下さい)。
また同振興公社は、町田市庁舎での白菜無料配布や、ゼルビア町田試合会場でのレタス無料配布なども実施しています。


初日はこの町田市自然村で終わりました。


指定管理者制度:公共施設の管理・運営を、株式会社などの営利法人やNPOなどの非営利法人に代行させる制度


山梨県立フラワーセンター ハイジの村
http://www.haiji-no-mura.com/index.html


川上村ホームページ
http://www.vill.kawakami.nagano.jp/


ヘルシーパークかわかみ
http://www.vill.kawakami.nagano.jp/shisetu/01_healthypark.html


川上そ菜販売農協共同組合
http://www.jamaruso.jp/


せせらぎの里 町田市自然休暇村
http://www.machidakyukamura.jp/