松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

10月20日〜21日行政視察(第2日目 山梨県)

行政視察2日目です。
町田市自然休暇村を後にして、山梨県へと向かいました。


まずは山梨県甲府市にある山梨県立考古博物館に行きました。
 
遺物などから、ここ山梨に人が住み始めたのは今から約3万年前、旧石器時代からという事が判明しています。
博物館にはこの旧石器時代から、縄文時代弥生時代古墳時代、奈良・平安時代、鎌倉〜戦国時代、安土桃山・江戸時代〜明治時代の生活用具等の考古資料が時系列に展示されていました。
また、現在「掘り起こされた音の形〜まつりと音具の世界〜」と題して特別展が開催されており、古代の音を鳴らす道具が展示されていました。これらは現代の楽器とは異なり、祈りや祭りで神や精霊と交流する為に使われたものだそうです。音や音楽に対する概念そのものが私達現代人とは異なるという事実にとても驚きました。

郷土の歴史を知る事はとても大切な事です。
町田にも下小山田に考古資料室が、本町田に市立博物館がありますので、ぜひ皆様にも町田の歴史を知って頂きたいと思います。



考古博物館を後にして、次に山梨県都留市にある県立リニア見学センターに行きました。
ちょうど先日、国交省リニア中央新幹線の工事実施計画(品川−名古屋間)を認可しました。早ければ2015年に着工が始まります。超伝導リニア技術を用いた高速鉄道は世界初で、総事業費5兆円にものぼる巨大プロジェクトです。
センターにはシアター、ジオラマ、実験ラボ、試験車両の展示などがあり、また浮上走行の模擬体験もできました。



リニア中央新幹線は2027年の開業を予定していますが、隣の相模原市橋本駅近くにも駅が設置される予定で、我が町田市にも大きな経済効果が期待できます。

政治家というのは過去から学び、その上で10年先、20年先の未来を見据えて行動しなければなりません。
その意味で、山梨では日本の過去と未来を見てきたような気がします。


山梨県立考古博物館
http://www.pref.yamanashi.jp/kouko-hak/


町田市ホームページ 考古資料室
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08.html


町田市ホームページ 市立博物館
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/museum/hakubutukan_top.html


山梨県立リニア見学センター
http://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/