忠生中央町内会盆踊り大会
7月27日、忠生中央広場にて開催された「忠生中央町内会盆踊り大会」に参加してきました。
私の所属する町内会です。環境衛生部の役員をやっております。
今日は役員や班長さんたちが事前からこの日の為に一生懸命準備をして下さいました。
実は皆さん、盆踊りがいつの時代から発祥したかご存知でしょうか。平安時代までさかのぼります。
その頃、空也上人が始めた「踊り念仏」にあると言われています。
念仏に合わせて踊っていたのが、今は盆踊りの音楽に合わせて続いています。
そもそも盆踊りは、お盆に帰って来た先祖の霊を供養するための行事です。
盆踊りは、地域の絆を深め、またお盆に帰省した人たちの再会の場でもあります。
子供たちは、大好きな出店でヨーヨーすくいや駄菓子に大喜びです。
そして老若男女が櫓(やぐら)の周りを浴衣を着て、夜が更けるまで楽しく踊ります。提灯の幻想的な雰囲気が何とも言えません。
先祖から脈々と受け継がれてきた行事です。これからも絶やすことなく、この日本の伝統文化を守っていきたいものです。
家族揃ってぜひお出かけください。
※盆踊りを振り返って思うこと
皆さんもご存じのとおり、東日本大震災や豪雨災害など日本各地で災害が起きています。決して他人ごとではありません。いつ我が身に降りかかってくるかもしれません。
いざ災害が発生するとライフライン(電気、ガス、水道)が止まります。
皆さんもよくテレビ等で見られたと思いますが、災害後は炊き出し等で毎日の食事を確保したりする光景があります。
実はこの盆踊りの出店の準備は、焼きそばや、トウモロコシや焼き鳥や麦茶など、全て町内会の役員や班長さんたちが、皆さんで協力し合って、全て食材の仕入れや作るまでの下準備を手作業でやっております。
特に猛暑の中、鉄板で焼きそばや炭で焼き鳥などの作業は、本当に大変な作業です。しかし皆さんの黙々とされる姿には本当に頭が下がります。
実はこのような作業が、いざ災害が起きた時には、どんなにか役立つことかと思います。
実際、災害に遭った方々から聞いた話ですが「いざとなった時、やはり日頃から色々と訓練をしておくべきだとつくづく思った」と指摘されました。
災害でパニックにならないように、盆踊の行事をとおして協力し合うことが色んなことの役に立つことと思います。
日本の伝統行事は、災害を減災することにも繋がるのではないでしょうか。
だからこそ、日頃から隣近所の方々と絆を深めることが、災害の多い日本にとって、とても重要だと思います。
いよいよ盆踊り大会が始まります。
だんだんと出店に人が集まってきました。
忠生町内会の広場に櫓が立ちました。
近所の子供達も集まり始めました。
子供会が作った「えびせん」を手に。
焼き鳥屋さん。他にもトウモロコシや焼きそばもたくさん売れています。
焼きそば屋さん、暑い中お疲れ様です!
子供会オリジナルの大人気「えびせん」。
地域の踊り子さんたち。色とりどりの素敵な浴衣です。
だんだん暗くなり、ますます老若男女で盛り上がってきました。
太鼓に合わせて踊ります。
左:花岡町内会長
右:松岡みゆき
町田市議会議員 松岡みゆきホームページ
http://www.matuoka-m.com/