松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

日本の建国について思う

2月11日は建国記念日でした。
以前は紀元節と呼ばれ、日本にとってとても大切な祝日でした。
この日は、古事記日本書紀に書かれているように、紀元前660年に初代天皇である神武天皇古事記では「神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)、日本書紀では神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)」)が即位され、日本という国が建国された日です。



現在の天皇陛下は125代目です。
今年は西暦では2016年ですが、初代神武天皇が即位した年を紀元とする皇紀では2676年となります。
1つの血統がこれだけ続いている(万世一系)のは日本だけで、皇室は世界一の歴史の長さを誇ります。
私たち日本人はもっと自分の国に誇りと愛する心を持つ必要があります。



先日、参議院憲法審査会で丸山和也議員が「日本がアメリカの51番目の州になれば、日本州の出身の大統領が出る可能性がある」という趣旨の発言をしました。続けて「今のアメリカ大統領は、奴隷の血を引く黒人がなっている」とも述べ、これが問題視されて、丸山議員は発言を撤回、参院憲法審委員を辞任しました。



しかし、私は前者の発言こそ、より深刻な問題だと思います。
建国以来、先人達が守ってきた日本の尊厳と独立を否定するものだからです。
私達は日本の成り立ちや歴史から学ばなければなりません。



ところで、今年1月26日から30日まで、天皇・皇后両陛下がフィリピンを御訪問されました。
ご高齢にもかかわらず、大東亜戦争で犠牲になった日本とフィリピンの戦没者の御霊を慰霊する為です。
先の大戦では約52万人の日本人が犠牲となりました。
天皇・皇后両陛下が、戦没者の墓の前で犠牲になった方々を決して忘れてはならないと、深くお参りをされている姿がとても印象的でした。
テレビで、現地で戦争を経験という90代の男性や遺族の方々が、天皇陛下が来て下さるのを長い間待っていたと涙されていました。また、フィリピンの方々も天皇・皇后両陛下が慰霊する姿に感動していたと述べていました。



天皇陛下とともにこの日本という国があり、そしてこの素晴らしい国に生まれた事は誇りであると、改めて感謝したいと思います。