松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

議員茶道クラブ

3年前より議員8名で、会は定例会中に1度(年間およそ4回)庁舎内にて「茶道クラブ」に入会して活動をしています。
町田茶道会会長、高野宗佳先生(裏千家)、他数名の先生方にご指導を頂きながら励んでおります。
「日本の伝統文化である茶道とその精神に触れる事」が大事だと思います。
お茶会は、亭主がお客様を心からおもてなしするために季節や目的を考えて行われます。(七夕茶会、さまざまなお祝い茶会など)
先ず、お茶席に入ります。それから床の前に進みます。床の間には掛物と季節の花が入れてあります。
掛物は、お家元や禅宗の僧侶などの書のお軸が掛けられております。
それらを良く拝見いたします。書の意味するところを感じ取ります。
次に、花と花入れを拝見致します。季節の花が入れられます。
点前座に進み、風炉、釜を拝見します。
亭主のお手前が始まります。
お手前が進んで、亭主から「お菓子をどうぞ」と挨拶があります。
客は「頂戴いたします」と亭主に一礼し、次客に「お先に」と挨拶してお菓子を頂きます。
お茶が点つとお客にお茶が出されます。
客は茶碗を次客との間に置き、「お先に」とお辞儀をして「お点前頂戴します」
とお辞儀をして挨拶します。
茶碗の正面で頂くことを避けるため右手で手前に2度まわして静かに頂き最後の
一口は音を立てて吸い切ります。
飲み終わると茶碗を手前から向こうへ2度戻します。
終わりに両手をついて全体のかたちを拝見し、いつの時代に造られたのか、又、作者は誰なのか、を確認します。最後に茶碗が出された位置に返します。
このように茶道は、いろんな決まりごとがあります。私も慣れるまでなかなかぎこちなく上手く出来ませんでしたが、回を重ねていくうちに段々と解るようになり、楽しくお茶を頂けるようになりました。
これも丁寧に優しく、時に厳しくご指導して頂く先生方の御蔭と感謝の思いです。
お茶は、日本の文化が全て含まれていると私は思います。
先ず、お茶碗の陶芸、掛け軸の書道、生け花、和菓子、抹茶、和装の着物など
この様に全て日本文化を知らなければなりません。
本当に奥が深い、一生をかける茶の道だと思います。
茶会定例会は、町田市の「文化交流センター」でも行われています。
どうぞ皆さまも、お気軽に日本の伝統文化に触れるひと時を体験してみてください。
きっと自分の中に日本人の独特のDNAがある事に気づかされることと思います。 
私はこれを「静の体験」「いらないものを省き必要なものが残る姿」「シンプルな生活」「和の極み」と位置づけてみました。皆様はどのような感想を持たれますでしょうか?
海外でこの茶道が絶賛されております。このことは、日本の持つ精神的な静けさと落ち着きに魅力をかんじられるからではないでしょうか。
  以下の写真は、高野会長です