厚木基地周辺市議会基地対策協議会の行政視察研修（二日目）
厚木基地周辺市議会基地対策協議会の行政視察研修、二日目です。
新田原基地に向かいました。基地周辺の様子です。
新田原基地は昭和15年、旧陸軍の飛行場として建設され、落下傘部隊や特攻隊基地として使用されました。
戦後しばらくは開拓農地として利用されていましたが、昭和32年、航空自衛隊操縦学校分校として再開。以後、拡張整備されてきました。
現在、総面積283万平方キロメートル、隊員約1800人、主な装備はF15J/DJ戦闘機、F4EJ改戦闘機、T4中等練習機、SAM、軽装甲機動車等で、第5航空団をはじめ9つの部隊が所属しています。
また、在日米軍再編に伴う米軍の訓練移転を平成19年に受け入れていて、全国での受け入れ基地の1つとなっています。
その主な任務は以下のとおりです。
1. 防空
侵攻してくる敵機から我が国を守る為、24時間体制で待機。
※近年続発しているスクランブル発進（2014年度は10年前の7倍の
943回も起きています）の一部は当基地から出ています。
2. 各種災害対応
大規模災害を含む各種災害から国民の生命と財産を守るため、
災害時に隊員派遣。
3. 国際緊急援助活動および国際平和協力業務
国際的安全保障環境を改善し、我が国に脅威が及ばないよう、
国際平和協力活動に隊員派遣。
まさに危機や災害の最前線で、命をかけて国民の生命と財産を守ってくれているのです。
騒音対策は基地周辺の行政にとって重要な課題です。
周辺住民の皆さんの生活環境を守ると同時に、基地で働く自衛隊の皆さんの職場環境を整えるのが、私たちの仕事であると改めて感じました。
大変勉強になりました。
新富町議会の皆様、新田原基地の皆様、ありがとうございました。
新富町町議会
http://www.town.shintomi.miyazaki.jp/1132.htm
