木曽観音ほおずき市

吉祥山覺圓坊の木曽観音堂で開催されたほおずき市に行ってきました。
ほおずき市は観音様の7月の御縁日に開かれ、この日に参拝すると46,000日の御利益があるそうです。

ほおずき市は日本各地で開催されますが、これは愛宕権現に由来すると言われています。
江戸時代、芝（東京都港区）の武家屋敷に奉公していた、とある使用人がいました。
ある日、夢の中に愛宕権現が現れ、「ほおずきの実を鵜呑みすれば、大人は癇癪の種を切り、子供は虫の毛を封ずる」と仰られ、そのとおり試したところ、不思議と効能があったそうです。
そして、いつしかほおずきは「御夢想の虫薬(※)」と称されるようになり、ほおずき市が広まったそうです。

※以下、Wikipediaより引用。くれぐれも取り扱いにはご注意下さい。
「地下茎および根は酸漿根（さんしょうこん）という生薬名で呼ばれている。ナス科植物の例に漏れず、全草に微量のアルカロイドが含まれている。特に酸漿根の部分には子宮の緊縮作用があるヒストニンが含まれており、妊娠中の女性が服用した場合、流産の恐れがある」
Wikipedia“ホオズキ”（2016.7.9参照）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD

ほおずきを一つ購入させて頂きました。
まもなくお盆の季節です。
木曽観音で購入させて頂いたほおずきは、あたかもご先祖様をお迎えするちょうちんのようで、とても立派なものでした。
ありがとうございます。

吉祥山覺圓坊（木曽観音堂）
町田市木曽西4-7-33