町田市・相模原市議員交流会

小山公民館大会議室で町田市と相模原市、両市議会議員の交流会がありました。
両市議会の議長挨拶の後、相模総合補給廠の一部返還地と相模原市立公文書館の視察に行ってきました。

相模総合補給廠（さがみそうごうほきゅうしょう）は、神奈川県相模原市中央区にある在日米軍の補給施設で、その大きさはJR横浜線相模原駅−矢部駅間の北側約214ヘクタールに及びます。
平成20年6月の日米合同位委員会において約17ヘクタールの一部返還が合意され（その後、平成26年9月30日に返還）、また平成24年6月に約35ヘクタールの共同使用が合意されました。

こうした動きに合わせて、現在、相模原市では新しいまちづくりが検討されています。
具体的には一部返還地を生かした新市街地の建設や、共同使用区域を活用した憩いの場やスポーツ・レクリエーションゾーン等の構想です。

中でも町田市にとっても重要なのは、今回、返還された17ヘクタールの敷地には、相模総合補給廠を南北に走る約2ヘクタールの細長い敷地も含まれている事です。
相模原市ではここに道路の建設を予定しており、この道路が開通すれば、町田市から国道16号へのアクセスが大幅に向上します。また道路予定地の地下を利用して、小田急多摩線の延伸計画（唐木田〜新駅〜相模原〜上溝）も検討されています。
今後の動きに期待したいです。

続いて相模原市緑区久保沢にある相模原市立公文書館に行ってきました。
公文書館とは、歴史的公文書を保管・公開する施設です。
ちなみに、刊行図書を収集・公開するのは図書館、非文書資料を収集・公開するのが博物館です。
図書館や博物館に比べれるとあまり知られていませんが、とても重要な施設です、
相模原市では様々な企画展示や講演会等を開催しています。

町田市と相模原市は、それぞれ東京都と神奈川県に属しますが、市民同士の交流も多く、両市は深い関係にあります。
ちなみに、「まちさが（orさがまち）」とは町田市と相模原市の事です。
相模原市議会との交流および視察は大変有意義なものとなりました。
相模原市議会および準備をして下さった職員の皆様、ありがとうございました。

相模原市に所在する米軍基地の概要（相模原市ホームページ）
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/beigun_kichi/004195.html

相模原駅周辺地区のまちづくりコンセプト（相模原市ホームページ）
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/area/koikikoryu/sagamihara/index.html

小田急多摩線の延伸の促進（相模原市ホームページ）
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/beigun_kichi/013161.html

市立公文書館（相模原市ホームページ）
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisetsu/bunka_shakai/library_etc/029735.html

まちさが−町田市＆相模原市情報サイト
http://machi-saga.official.jp/