町田グルメ探訪 vol.3　〜うなぎ双葉〜

木曽東にある『うなぎ双葉』で昼食を頂きました。
お店の場所は町田街道の木曽交番前の近くです。

『うなぎ双葉』は町田の鰻の名店として大変有名で、以前から訪れたいと思っていたのですが、この度ようやく念願の鰻を食す機会を得る事ができました。
店内はとても綺麗で落ち着いた雰囲気で、テーブルと座敷の2種類の席があります。

テーブル席に座ると、店主の奥様が注文を取りに来て下さいました。とても素敵な奥様です。
今回は上重を注文させて頂きました。
しばらくすると、店の奥の厨房から鰻を焼く音がして、それだけで食欲をそそります。

想像と期待に胸を膨らませながら待っている間、奥様と話をさせて頂きました。
御主人で店主の高木道男さんは、鰻を焼いて30年以上になるそうです。
同じ鰻を焼いても、焼き方でその味が大きく変わります。
『うなぎ双葉』を名店にしている所以は、まさにこの御主人の腕なのです（店内には御主人が鰻を焼く過程の写真が貼ってあります）。
　

そうこうするうち、ついに念願の上重が目の前に運ばれてきました。
上重は鰻重、野菜、新香、肝吸いのセットです。
鰻重の蓋を開けると、蒲焼の良い香りと、照り輝く鰻が目に入って来ました。たまりません。

鰻は今まで食べたどの鰻よりも柔らかく、タレは甘く、ほどよく香ばしくて、とても美味しいです。
ごはんとの相性も抜群で、普段、私は小食なのですが、箸が止まりません。
口直しの新香や、肝吸いもとても美味しいです。
徐々に減っていく鰻重に、この美味しさを味わえるのもあとわずかと思うと、むしろ寂しささえ感じてしまいます。
あっという間に平らげてしまいました。
御主人、そして奥様、素敵な鰻重ごちそう様でした。