三橋國民先生の町田市名誉市民表彰をお祝いする会

　

5月10日、造形美術家の三橋國民さんに町田市名誉市民の称号が贈られました。
そして本日、ホテル・ザ・エルシィ町田で行われた三橋先生を祝う会に出席しました。
町田市名誉市民とは、町田市民または町田市に縁が深く、功績が顕著で市民の尊敬を受ける方に贈られる称号です。
今までに2名の方に贈られ、今回で3人目になります。
先生も「このように表彰して頂いて本当に嬉しいです。今後も町田市の文化の為に活動していきたい」とコメントされました。

三橋先生は1920年（大正9年）、町田市に生まれました。
太平洋戦争に従軍するも、ニューギニア戦線で所属していた40人の部隊は三橋さんを含む2名を残して全滅。
三橋さん自身も重傷を負うも、何とか生還されました。
それから今日に至るまで、亡き戦友の鎮魂の為、造形美術家として彫刻、絵画、鋳金、石造、書作、社寺建築などを通じ、戦争を知らない世代に平和の尊さを訴え続けてこられました。

先生の作品は、市庁舎竣工記念に寄贈して頂いた『Five Stones（2012年、市庁舎こもれび広場に展示）』や市制40周年記念に制作して頂いた『自由民権の像（1998年、薬師池公園内に展示）』などがあります。

市庁舎や薬師池に行かれた時はぜひ先生の作品を見て頂きたいと思います。