松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

町田市・相模原市議員交流会の研修会〜まちだシルクメロンの視察〜

町田市・相模原市議員交流会の研修会が開催されました。
交流会は両市議会の議長挨拶に続いて、今回の研修先である「まちだシルク農園地域連携事業」町田商工会議所の会頭挨拶、そして「子どもセンターまあち」からはこども生活部の担当より挨拶がありました。
写真左はその町田商工会議所会頭の深澤勝さんです。
 



まちだシルク農園は第一温室と第二温室があり、町田名産の「まちだシルクメロン」が作られています。
今回の研修先は上小山田町にある第二温室です(第一温室は川崎市麻生区岡上にあります)。
入口で写真を撮りました。写っているのが私、松岡みゆきです。



この第二温室は、790坪の面積に、82の栽培装置を備え、年間24トン(12,000個)のメロンが生産され、現在では生産の主力を担っています(第一温室は150坪、25の栽培装置、年間10.5トン(2250個)生産されています)。
国内はもとより西バルカン地域、メキシコ、中国など海外からも視察研修を受け入れ、その数も約500名にも上っています。
 



「まちだシルクメロン」は平成21年、地域ブランド浸透事業として研究が始まり、平成22年には、町田市における農工商連携事業として、市内と市外の協力10企業により試験栽培が開始されました。
そして平成26年3月、株式会社「まちだシルク農園」が設立され、総務省地域創造循環交付金の採択を受けました(4000万円)。



まちだシルクメロンは、町田の農業を元気にし、食品業界の有力なツールとしてシティセールスに貢献し、地域ブランドとして親しまれる事を目標にしており、地域経済や地域活性化への波及効果も大いに期待されています。



実は、まちだシルクメロンは土ではなく、水で栽培されます(水耕栽培)。
この水耕栽培により、まちだシルクメロンは以下の特性があります。



 1.たくさん収穫できる
  水耕栽培では1つの苗から約40〜60個のメロンが収穫できます
  (土の場合は5〜6個くらい)。
  また、水槽を交換することで年に3〜4回収穫できる為、
  たくさん収穫できます。



 2.一年中、収穫できる
  水槽を用い、ビニールハウスで温度や湿度を調整することで、
  収穫時期をずらして1年中収穫できます。



 3.糖度が高い
  水槽という特殊な技術・装置を用いることで、
  メロンに十分な養分を行き渡らせることができ、
  結果、糖度の高い、甘いメロンが収穫できます。



 4.東京(まちだ)でもメロンが作れる
  水耕栽培は耕地面積が少なくても栽培できる為、
  良い物が身近で、新鮮な状態で手に入れることができます。



 
 



まちだシルクメロンは、町田市と地域企業が協力し、研究を重ねて作り上げた、まさに地域ブランドです。
皆さんも是非味わってみて下さい。



町田名産 まちだシルクメロン
http://www.machida-melon.jp/