護衛艦やまゆき体験航海

自衛隊東京地方協力本部の主催で、護衛艦やまゆきの体験航海に行って来ました。

　
　
早朝に出発し、11時に横須賀基地で乗艦受付を済ませ、いよいよ護衛艦やまゆきに乗り込みます。
乗艦時間は12時から15時、コースである海上自衛隊横須賀基地から晴海埠頭まで、約3時間の航海です。

護衛艦やまゆきは、はつゆき型護衛艦の8番艦で、1985年12月に就役しました。
全長130m、全幅13.6m、排水量3,100トン、速力29.7ノット、乗員200名で、
主な兵装は62口径76mm単装速射砲×1門、Mk.15 mod.2高性能20mm機関砲×2基、GMLS-3 シースパロー短SAM8連装発射機×1基、ハープーンSSM4連装発射筒×2基、74式Cアスロック8連装発射機×1基、68式C324mm3連装短魚雷発射管×2基、曳航式デコイなどです。
また、HSS-2B/SH-60Jヘリコプター×1機を艦載しています。

　
　
猛暑で甲板は灼熱状態でしたが、早朝から多くの老若男女の参加者で満員でした（夏休みに入っていたので子供たちも参加しました）。
このような環境で日々、日本国民を守る為に働いている自衛官の皆さまには本当に頭が下がります。
私も自衛隊募集相談員理事として気が引き締まる思いがしました。

現在、ウクライナにおける騒乱、イスラエルによるガザ侵攻など、世界では憂慮すべき深刻な事態が起きています。
紛争を調停すべき国連は完全に機能不全状態で、世界の警察を自認してきたアメリカも国内の経済状態や世論を受けて及び腰になっています。
世界は今、パワーポリティクスの時代になっています。
自分たちの国は自分たちで守らなければなりません。
自衛隊は私たち自身、家族、そして子供たちを守る最後の砦なのです。