忠生第三小学校『木工教室』

酷暑の日、体育館で『サマースクール』として父兄と子供さんを対象に夏休みの『木工教室』が忠生第三小学校で行われました。

東京土建組合町田支部の皆さまが長年ボランティア活動の一貫として、指導されています。
約20名ほどの大工さんが親子に木工細工のてほどきをされていました。
夏休みで日曜日もあってお父さんの参加も多くお子様と一緒にトンカチ等を使って夢中になって創作されていました。
子供たちは目を輝かせて取り組んでいました。
数年前男の子の将来の夢のトップに『大工さん』とありました。
しかし今では現実に大工さんの後継者が減って問題となっています。
この経験を通して子供たちが木材に触れ体験することは意義のあることだと思います。

感想を聴いてみると子供たちは口々に『楽しかった』『難しいところもあった』
お父さんたちは『中学校の技術の時間を思い出しました』『夢中になりました』
今回の作品は『巣箱』と『ラック』でした。

どれも皆素晴らし出来栄えでした。
私の父も宮大工をやっていたので幼いころから木の香りや、鉋の音、墨つぼの引く音に囲まれて育ちました。

住まいの『住』は人が生きていくうえで無くてはならない生活の原点です。
また家族が集まる『家』の基本であります。
大工さんの技術と伝統を一人でも多くの後継者に引き継がれることを願います。