武相愛石会の探石会に参加

朝８時に小田急町田駅を出発
二宮海岸に向けて会員十数名が出発しました。
今日は大変猛暑日で、皆さん水分を摂りながらの研修です。
９時過ぎに二宮海岸に着きました。海が青く、美しく、空も高く心が洗われるようです。
今から正午までひたすら探石します。
武相探石会の歴史は古く、３０年以上です。
掘泰洋会長を中心に、会員皆和気あいあいと和やかな会です。
私がこの愛石会に出会い、驚いた事は石の持つパワーが物凄いと言う事です。
たかが石と思う事無かれ　なんと、海岸に打ち上げられる石は数千年の歴史から何億年の歴史を持つ石たちなのです。

年１回の会員が探石した石の展覧会が市民ホールギャラリーで開かれ、去年見せて頂き、その石の持つ神秘に魅了されました。
今日は正午までただひたすら、石を探します。
石の質・石の模様・形に目を光らせながら、探します。
良い石に巡り合うための探すための極意は、会長によると、「運・根・勘」が必要です。
これは、良い石に巡り合うには、その人の持つ運と、最後まで諦めない根気と、直観力が欠かせません。

正午、海岸でお昼を頂き、およそ３０分の休憩後、またひたすら探します。時より雨が降る中、合羽を着ての探石です。
１４時に終了し品評会を行い、上位３名が表彰されます。
私はなんと、ラッキーなことに銀賞を頂きました。
添付した写真が銀賞です。これは、見る人によってはマリア様のようでもあり、観音様のようにも見えるという批評でした。
皆様にはどの様に見えるでしょうか。なんと日本の歴史の中で、徳川家康・歴代天皇などのいろいろな著名人がその時代に探石した石を愛でて、それが現存して展示され大切に保管されています。

会員のベテランの塩田さんから、皆さんの探石の批評をして頂きました。
本当に初心者の私にとっては、石の持つ深い歴史を勉強できます。
皆様、猛暑日の中、本当にお疲れ様でした。

５０歳の私は、この会では１番の若年者です。皆様、会に入って長い方が多く、高齢の方もいらっしゃいます。
しかし、石の魅力に魅入られた皆様方は、本当に元気で、感動致します。
２８・２９日の市民ホールギャラリーでの石の展覧会に向けて、皆様の作品を今から楽しみにしております。