市議会行政視察（山形県川西町）１日目

朝７時に町田を出発し、約８時間のバスに揺られて、午後３時に山形県川西町に到着しました。素晴らしい日本の原風景が見渡す限り広がり、稲刈りした後の田んぼ、空気が澄みきり空が青く、何とも言えず心が落ち着くのを感じました。

川西町は、昭和６０年にダリヤの球根を町田市が頂いた頃から交流が始まりました。
町田市にあるダリア園がそうです。

川西町フレンドリープラザで受入式がありました。この劇場は本格的な機能を備えています。
去年亡くなった作家、井上ひさしの出身地です。
こまつ座の公演を行っていました。自主事業としてミュージカルなどの公演を行っています。
井上ひさし氏が生涯かけて読んだ蔵書は２０万冊を超え、そのほとんどがこのフレンドリープラザ内にある遅筆堂文庫に収蔵されています。この文庫を見学しましたが、幅広いジャンルの本が天井高く納められていました。
１冊の本が、読んだ人の生き方を変えるほどの影響力があるのではという感じがしました。

フレンドリープラザを出て徒歩５分のところに、雪冷房システムを見学に行きました。雪国ではこれまでの冬の生活の妨げとなっていた雪を、エコスノードームという所に貯蔵し、夏の間フレンドリープラザの冷房に活用するシステムです。
妨げになっていた雪が、人々の知恵で今度は生活に役立つ資源へと変化するという素晴らしい技術を見せてもらいました。

夕方、川西町議会議員との懇談会があり、分科会で町田市議会議員とお互いに意見交換をし、交流を深めました。