松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

総務常任委員会行政視察(第3日目:福岡県柳川市)

最終日は福岡県柳川市です。私、松岡みゆきの出身地です。今回視察させて頂く御縁を頂きました。
柳川市は福岡県南西部に位置し、面積77.2平方キロメートルで、町田市とほぼ同じ大きさです。
しかし、人口は約6万7千人です。町田市の人口は約43万に近いので、町田市の1/6の人口となります。
人口減少に対応する為、大変危機感を持って取り組んでいます。



柳川市は掘割が市内縦横に流れ、『水の都』とも呼ばれる風光明媚な都市で、その掘割を利用した川下り、ウナギ料理、有明海の海苔、干拓地のい草、旧柳川藩主・立花氏の別邸『御花』などで有名です。
柳川市は、かつて城下町として栄え、伝統文化が花開き、歴史が作られてきました。
今では川下りなどの観光地として全国的に有名です。また有明海が広がり、有明海苔の養殖など漁業も盛んです。



実は視察前、東京都内の地下鉄に乗った時に、車内広告で柳川市が大きなポスターで宣伝されているのを見ました。
キャッチフレーズが『西鉄電車で福岡天神から48分。福岡のおさえどころが沿線上にあります』と書いてありました。
ポスターは立花氏の御花邸、北原白秋の生家、川下り、さげもんなどが写真付きのイラストで書かれてあり、私は遠く離れた東京の地でふるさと柳川を大変誇りに思いました。
また西鉄グループでは、柳川観光列車『水都号』という、柳川の季節の風物詩のデザインで設計された車両を作り、福岡天神から柳川までの移動時間を楽しんでもらおうと、この列車を走らせています。



柳川市では、平成21年から10年間の柳川市観光の方向性とビジョンを明確化した観光振興計画を策定し、この計画に基づいた施策の評価と具体的戦略計画を策定する『観光まちづくり推進委員会』を設置されました。
そして、観光施策を進め、平成27年度には観光客数が何と約137万人になりました。
さらに、平成30年の観光客数の目標を150万人として目指しています。
私が視察をして感じたのは、我が町田市もふるさとには負けていられないという事です。



この学びを町田市にも生かして行きたいと思います。


柳川市ホームページ
http://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/