松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

箭幹八幡宮木曽町祭典(本宮)

箭幹八幡宮木曽町祭典の二日目、今日は本宮(本神輿)です。
台風接近の影響で、今日は朝から大雨です。
9時に上宿会館で式典が始まり、その後、神輿と木曽囃子の巡行となりました。
また、昨日に続いて各神輿会の方が応援に来てくれました。
 

さて、この木曽神輿ですが、他の神輿に比べていくつか特徴があります。
第一に、木曽の神輿は町田でも最大級で、とても迫力があります。
第二に、木曽神輿は女人禁制です(「女みこし」もありますが、今回、女みこしの巡行はありませんでした)。
第三に、男衆は『白張(※1)』と呼ばれる独特の衣装を着て、神輿を担ぎます。
これらの特徴から、木曽の神輿はとても人気があります。


神輿は上宿会館を出発した後、途中でいくつかの神酒所での休憩をはさみつつ、木曽を巡行しました。
白張を纏った神輿会の皆さんは、まさに伊達男(※2)。
目にする人は皆、振り返っていました。


しかし、途中から雨足が強くなり、しかも冷えてきました。
神輿の側で一緒に歩いた私も寒くてたまらず、手や足がだんだんと冷えてきました。
白張で神輿を担ぐ皆さんはもっと寒かったと思います。
残念ながら、台風の為、当初の予定を繰り上げて、正午で宮入りとなりました。
また来年の神輿を楽しみにしたいと思います。


最後に、二日間にわたり祭典の準備をされた神輿会および関係者の皆様、応援に駆けつけてくれた各神輿会の皆様、そして交通整理の為、出動して下さった警察の方々、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。


※1白張(はくちょう/しろはり/しろばり)
元々は平安時代に下級官人が着用した公服の一つ。中でも神事の際に道具を運ぶ仕丁が着ていた事から、やがて神輿を担ぐ人の衣装としても用いられるようになった。

※2伊達男(だておとこ)
洒落ていて男らしいさま。奥州の戦国大名であった伊達政宗文禄の役に従軍した際、政宗とその家来の戦装束が非常に豪華絢爛であった事から、派手で勇ましい装いを好み着こなす人を「伊達者」と呼ぶようになったのが語源。