松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

こどもの日

今日5月5日は端午の節句です。
我が家では息子が生まれた時から兜を飾り、菖蒲を買い、湯船に入れて菖蒲湯にしていました。
早いもので今年で27回目になり、我が家の毎年の行事となっています。
私の子供時代を思い出すと、亡き母がこどもの日に手作りのちまきを作ってくれて、その味の大変美味しかった事を今でもよく覚えています。
日本の伝統文化の素晴らしさを継承していきたいものです。


(追記)
その後、5月8日に衝撃的なニュースがありました。

総務省がまとめた人口推計によると、14歳以下の子供の数は1,633万人で33年連続で減少しています。
総人口に占める子供の割合は先進7ヶ国中、最低です。
そして民間有識者から成る日本創成会議の人口減少問題検討分科会によると、2040年に全国の自治体で若年女性半減、消滅の可能性がある市区町村は全国に896になると予想されています。

2040年に896自治体で若年女性半減、消滅の可能性=有識者会議推計(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DO0NM20140508


昔から子宝と言われ、子供は大人から大切に育てられてきました。
ここに美智子皇后様が今の皇太子殿下をお産みになった時の和歌があります。


『あずかれる 宝にも似て あるときは 吾子ながら かいな畏れつつ抱く』


また万葉集山上憶良が以下の歌を残しています。

『白銀(しろがね)も 黄金(こがね)も玉も 何せむに、まされる宝、子にしかめやも』


古来より日本人は、子供が授かる事を宝物以上に代え難い尊いものだと認識していたのだと思います。
現在、子供の数が減り、少子化に歯止めがかかりません。
とうとう近い将来、896の自治体が消滅するかもしれないという事態になり、危機感を覚えずにはいられません。
一人でも多くの赤ちゃんの産声を喜んで迎えられる町にしていかなければならないと痛感しています。


(参考)
宮内庁キッズページ
http://www.kunaicho.go.jp/kids/index.html