日本救助犬協会「救助犬の訓練」を視察しました

町田市議会議員、松岡みゆきです。

今朝は町田市の民有地にて日本救助犬協会の救助犬の訓練を視察いたしました。

皆様もご存知のように、1995年に犠牲者を出した阪神淡路大震災では、海外から災害救助犬を使ったボランティアの救援部隊が駆けつけられた事が、テレビでも放映されたことを覚えておられる方もいらっしゃるかと思います。

大地震で建物が倒壊した瓦礫の中を懸命に被災者を助け出そうと動き回る犬たちの姿は、私達に感動を与えました。

「日本にも救助犬を」との思いから、ボランティアの方々により、災害救助犬を育て災害時の救助活動に貢献することを願って、日本救助犬協会は1996年に「日本災害救助犬協会」として設立されました。

私は今日、初めてその救助犬の訓練を視察いたしました。

訓練の内容は、民有地に穴が掘られ、その中に人形ではなく、実際の災害時と同じ条件にするために、協会の人が土の上に横たわり草等を上から覆って外から解らないようにし、救助犬が鋭い嗅覚で土の中に居る人を見つけ、懸命にここに人がいますと吠えて知らせるというものでした。

大変感動したのは、一生懸命救助しようと広場を駆け回り、人の匂いがする場所を見つけ出した事です。みごととしか言えません。立派な救助犬に成るために何回も何回も訓練を繰り返し、覚えていくそうです。

災害はいつ何時私達の身に降りかかるか解りません。

日本では、近年、東日本大地震、熊本地震など多くの災害に見舞われています。決して他人事ではありません。

建物が倒壊し私達が瓦礫の下敷きになったら、どこの場所に下敷きになっているかが外からは決して解らないので助かる命も人の力では限界があり助けようがありません。

しかし、素晴らしい嗅覚を持った訓練された救助犬が、危険な瓦礫の中から被災者の命を助ける事が出来るのです。

訓練する人と、それに答える救助犬の、素晴らしい訓練の様子を見て大変感動致しました。見事な今日の様子を写真で紹介いたします。

また、千葉県や埼玉県など遠方から救助犬訓練の為に早朝から町田市まで来て下さっています。本当にお疲れ様です。そしてありがとうございます。

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